今回は、川崎市中原区にある建物の屋上とルーフの防水工事の様子をご紹介します。
まずは3F屋上です。
▼施工前
既存の笠木をはずしたら天端が壊れていました。
天端とは、主に手すりや屋上のパラペット、または腰壁の最上端部のこと。
これらの天端部分は、手すりなど各部位の最上部にあるために
紫外線や風雨などの影響を直接受けて劣化しやすく、ひび割れや浮きが発生することが多い場所です。
このようなひび割れや浮きは、経年により躯体から剥がれ落ちてしまうことがあり、
危険な事態を引き起こしかねません。そのため、雨などから躯体を守る防水工事が必ず必要となります。
▼施工後
壊れた天端のままでは防水ができないので、木で天端を新たに作り、塩ビシート防水を施工しました。
次に2Fルーフです。
▼施工前
既存の下地に苔などが付着し、かなり劣化していました。
▼施工後
高圧洗浄に2日かかり、下地処理、プライマーは2回ずつ施工しており
防水層を作るまでの工程を特に念入りに施工しました。
これで防水機能が元に戻り、建物の耐久性を守ることができます。
また塩ビシートは、紫外線や太陽光などに対する耐候性にも優れており、
今の美しい状態を維持することが可能です。
お困りの方は、ぜひご相談ください!